ズーム機能について
ズーム機能について、レンズの焦点距離を変える事で、カメラに写る範囲(画角)を変更する機能で、「望遠ズーム」は標準より画角を狭くし遠くを大きく写したり、背景をぼかして、被写体を引き立たせることができます。「広角ズーム」は逆に画角を広げて、遠くのものは小さく近くのものは大きく、遠近感のある映像を撮ることができます。ズーム倍率は、最大望遠時の焦点距離を最大広角時の焦点距離で割った数で表されます。
ズーム機能の種類
ズーム機能の種類について、「光ズーム」は、レンズの焦点距離を変えることで行います。「デジタルズーム」については、画像をデジタル処理をして拡大させます。どちらも、デジタルカメラやデジタルビデオカメラが搭載しているズーム機能です。
ズーム機能のヒント
ズーム機能のヒントとして、現在市販されているデジタルカメラの多くに、デジタルズームで約4倍、光ズームで3倍程度のズーム機能を備えています。そして、デジタルビデオカメラの多くは、光学ズームが10~12倍、デジタルズームで12~25倍のズーム機能を備えているものが多いです。
ズーム機能のここに注意
ズーム機能の注意点として、光ズームは被写体を拡大しても、レンズの焦点距離を変えることでズームするので、画像は劣化しませんが、デジタルズームに至っては、画像の一部を拡大して被写体を大きくするために、画素数が少なくなることから画像がやや荒くなります。
RAWデータとは
RAWデータは、デジタルカメラのデジタル一眼レフモデルや、一部のコンパクトモデルで対応している、生データのことです。すなわち、デジタルカメラの撮像素子がとらえた映像を、そのまま何の加工もしないで、記録したデータのことをいいます。
RAWデータの背景
RAWデータの背景として、デジタルカメラなどで撮影した写真は、プログラムに従って画質や解像度、ホワイトバランスなどに応じて現像処理され、JPEGなどのフォーマットに変換されます。その際画質が劣化してしまうので、フォレストタッチで輝度やホワイトバランスを補正したりします。しかし、さらに画質は劣化してしまいます。このようなことから、プロのカメラマンや画質にこだわる人を中心に、RAWデータの利用が広まっています。
RAWデータのヒント
RAWデータのヒントとして、RAWデータを加工(RGBデータに変換する)することを現像といいます。撮影した写真をRAWデータに記録しておき、ホワイトバランスや、解像度、画像フォーマットなどを必要に応じて現像することで、画質の劣化は最小限に抑えることができます。現像には、デジタルカメラに付属の現像ソフトなどを利用するとよいでしょう。
RAWデータのここに注意
RAWデータの注意点として、RAWデータのファイルサイズは800万画素のデジタルカメラで、1枚あたり8MB以上と非常に大きく、撮影時には残りの撮影可能枚数を確認するようにしましょう。